環境構築 (2026.09.01 更新)
このページは、Mac用の環境構築手順です。
Windowsの方はこちらのページに遷移してください。
以下の手順を参考に、各自で環境を構築ください。第1回 (10/7(水))の講義では、すでに環境が構築されていることを前提として講義を進めます。
プログラミングの講義を受講するために、はじめに各自のコンピュータにC言語の開発環境を構築する必要があります。
環境構築には、コンパイラとエディタが必要です。以下の表を参考に、自分のOSに合わせたコンパイラとエディタをインストールしてください。
| OS | コンパイラ | エディタ |
|---|---|---|
| Windows | MinGW | Visual Studio Code |
| Mac | Clang/LLVM | Visual Studio Code |
この二つを組み合わせると、機能性ばっちり、見た目もスマートなプログラマの環境になります。
ですが、環境構築は少し大変です。今から下をよく読んで、環境を構築してください。
目次
準備知識
MinGW, Command Line Tools for Xcode とは?
MinGW は、Windows 上で C 言語のコンパイルを行うための無料ツールです。
Xcode は、macOS に標準で用意されている統合開発環境です。
それぞれフリーで使えるアプリケーションです。それぞれのインストール⽅法の概要を以下に⽰します。インストールについては参考となる情報がインターネットに多くありますので、以下の資料で分からない点がありましたら、まずはインターネットで調べてみてください。
コンパイラインストール
Clang
Mac は、Clang/LLVMコンパイラとよばれるものを利用します。
多くの場合、このコンパイラはすでにインストールされています。
確認のため、Finderからアプリケーション -> ユーティリティ -> ターミナル の順で、ターミナルをまず開いてください。
ターミナル画面で、以下のコマンドを実行します。
clang --version
バージョン情報が表示されればインストールされています。次の作業に移ってください。
インストールされていない場合は、ターミナルで以下のコマンドを実行してください。
xcode-select --install
コマンドを実行した後に表示される案内に従って操作を進めるとCommand Line Tools for Xcode がインストールされ、clangが使えるようになります。
ターミナル画面で、以下のコマンドを実行します。
clang --version
Visual Studio Code のインストール
コードを書くためのエディタには Visual Studio Code を使用します。
以下の公式サイトからインストールしてください。
画面通りに進めていけば問題なくインストールできると思いますが、もしやり方がわからない場合は、「VSCode インストール」などとweb検索して、インストール手順を紹介しているサイトを参照してください。
Visual Studio Code の日本語化
VSCodeは英語で全て書かれています。これは、皆さんには少し使いづらいと思います。
VSCodeは、たくさんの言語に対応していて、日本語化する設定方法を書いておきます。必須ではないですが、やっておいた方が皆さん的に楽だと思います。
1. VSCodeを起動
2. 左側のアイコンメニューから、Extensionsを選択
3. 検索ボックスにて、「japanese」と打ち込む
4. 「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を選択し、「Install」ボタンをクリック
5. 一度VSCodeを閉じ、再度起動させたら反映されている
図8. VS Codeの日本語化
最後に、正しくコードが実行できないといけないので、動作確認をしましょう。
動作確認
エディタとコンパイラが準備できたら、最初の C プログラムを書いてみましょう。
とはいっても初めてなので、いろいろ設定する必要があります。下を読みながら、進めていきましょう。
作業フォルダの作成
皆さんは、大学の授業のレポート課題のwordやpowerpointをどのように管理していますか?
全部ダウンロードファイルに入れたり、デスクトップに置きっぱなしにしてるズボラな人も中にはいると思います。。
プログラムで作成されるコードファイルはとても大量で、かつ頻繁に書き換えたり消去が行われます。なので、プログラミングの授業で作成したファイルを雑に管理すると、間違えてファイルを消してしまったり、 見つからなくなってしまったりして、あとで大変なことになります。
なので、今からまずはプログラミング用の作業フォルダを作成しましょう。
「書類 (Documents)」フォルダに作業用フォルダは作成しましょう。Finderから書類(Documents)を開きます。
「書類 (Documents)」フォルダ上で、メニューバーにあるファイルメニューを開き、新規フォルダを選択。フォルダ名は、「cpro」としましょう。
プログラミングの講義で作成するソースファイル (コードのファイル)は、すべてここに保存するように常に心がけましょう。
動作確認
以下の手順で、まずは.cファイルを作成します。
- Visual Studio Codeを起動
- 上部メニューバーからファイル -> フォルダを開くを選択
- 画面が開くので、書類フォルダ内に作成した「cpro」フォルダをクリックし、フォルダーの選択をクリック
- 画面が移り変わって、「このフォルダ内のファイルの作成者を信頼しますか?」という画面が出てきたら、「はい、作成者を信頼します」を選択 (出てこなかったらそのまま次へ)
- 左側の「エクスプローラ」から,作業フォルダを右クリックし,新しいファイルを選択
- 「test.c」という名前でファイルを作成
test.cのファイルを作成したら,以下のプログラムを入力
#include <stdio.h>
int main(void){
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
プログラムの入力が終わったら、上部メニューバーからファイル -> 保存を選択し、保存してください。これをしないとプログラムが動きません。
コンパイル
VS Codeのターミナルを使って、作成したプログラムをコンパイルします。上部メニューバーからターミナル -> 新しいターミナルを選択すると、VS Codeのターミナルが開きます。
ターミナルが開いたら、以下のコマンドを入力してください。
gcc test.c -o test.exe -lm -ansi -pedantic -Wall
プログラムの実行
コンパイルが成功すると、作業フォルダにtest.exeという実行ファイルが作成されます。ターミナルで以下のコマンドを入力して、プログラムを実行してください。
以下のコマンドを入力してください。
./test.exe
ターミナルにHello, World!と表示されれば、プログラムが正常に実行されています。
環境構築のセットアップは以上となります。お疲れさまでした。